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ヒンメリとは

ヒンメリは北欧フィンランドの伝統装飾です。

ヒンメリという言葉は「天」をあらわします。ライ麦などの穀物の藁には精霊が宿ると信じられ、田園地帯の収穫祭で翌年の五穀豊穣を祈ってヒンメリを制作し、キッチンに飾ったことがはじまりと言われております。

立体の幾何学模様が印象的なヒンメリですが、基本形の八面体は12本の麦わらを一本の糸に通して結ぶを繰り返すと平面から立体になります。最初から立体ではないのです。

同じ長さで作れば正八面体。長さを変えれば、大きいものやダイヤの形のものなど基本形ができると色々なモチーフができるようになるところが特徴です。影が星形になるところも人々の心をくすぐるところです。

お家の中で流れる風をヒンメリで見て、影も一緒に楽しむ。ヒンメリは暮らしを楽しむお供だと思います。

YAMASEとは

ヤマセというと、日本海側で夏にふく風を想像する方がいらっしゃるかと思いますが、こちらは出荷屋号に由来します。

出来上がったヒンメリを皆様のもとへお届けするということで、YAMASE(ヤマセ)の名前を引き継ぎました。

昔はりんご畑だった土地も、柿畑だった土地もすっかり手付かずで雑草畑になっていました。雑草は悪いやつではないのですが、小さい頃には見たことがない外来種の強い草もあり、ちょっと困った状態へ。

今すぐに大きく変えることはできないけど、少しづつできることをということで緑肥にもなるライ麦の栽培をはじめました。

ライ麦は元々昭和の初め頃まで、田植えを頑張った馬にご褒美として与えるために作っていました。

プロフィール

2020年秋。祖父に習い休耕地を開拓し、ライ麦栽培をはじめる。

ふくしまには、菜の花、ひまわり、黄金色の稲穂、銀杏の木などいろんな黄色があり見慣れていたところに、自分で育てたライ麦の黄色に惹かれ、独学でヒンメリを制作しはじめる。

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